今回は初めてサントリーホールでの公演を聞きに行きました。格式高いサントリーホールで好きなボカロ曲をフルオーケストラで聴けるなんてなんて贅沢な事でしょう。今回は贅沢な時間を少しでも共有できたらと思います。初音ミクシンフォニーレポートの始まりです。
イベント情報
会場:東京都 サントリーホール
日時:2022/7/2(土)
昼公演:13:00開場/14:00開演
夜公演:17:30開場/18:30開演
公演時間:2時間強
出演者:
指揮者 栗田博文
演奏者 東京フィルハーモニー交響楽団
司会 藤田咲
(初めての方向け)2つの初音ミクシンフォニーの違い
初音ミクシンフォニーは毎年複数の会場で開催されていますが、大きく分けると歌唱やスクリーン演出があるタイプと純粋にオーケストラを楽しむタイプの2種類に分かれます。
・演出ありタイプ スクリーンでミクさん達が司会を行い、歌唱や映像ありでオーケストラを楽しむ。ゲストでダヨーさんが来たり、光るブレスレットで応援するなどイベント感が強く、よりカジュアルにボカロ曲をオーケストラで楽しめるイベント。
・フルオーケストラタイプ ミクさんたちやゲスト出演が一切なく、全曲フルオーケストラの生演奏のみを楽しむ。コンサートホールを使用するのでより深い音楽を楽しめる。パイプオルガンの素晴らしい重低音を聴けるのはここだけ。会場は基本明るいので、演出ありタイプでよく使う光り物は無しです。
物販の様子
諸事情で開演15分前に着きました(皆様は余裕を持った行動をm(__)m)、売り切れはアクリルスタンドのみの状況、事前注文も行われていたので当日用の在庫は豊富にあったのかも知れません。おかげ様でぎりぎりでも欲しいものを購入する事ができました。
全体を通しての感想
映像や歌唱が一切ないフルオーケストラタイプは初参戦でしたが、上質で贅沢な時間を楽しむ事が出来ました。また噂に聞いていたパイプオルガンの凄さにも圧倒されました。
オーケストラ専用会場だけあって、音楽の聞こえ方もまるで違いました。歌唱や演出があるタイプももちろん素晴らしいのですが、個人的には歌唱なしタイプがより一層ボカロ曲の別の面を深く味わえるなと感じました。
演目の中にはパイプオルガンのソロパートがありますが、その重低音と響きに心を奪われます。ぜひ皆様にも一度聴いて欲しいと思いました。
私事ですが席が人生初の最前列&指揮者まんまえでびっくり。今年の運を全て使った気分です。
栗田さんの躍動感ある指揮やバイオリン奏者たちのソロ演奏をもっとも近い場所で堪能できて幸せでした。
贅沢で上質な時間はあっという間に終了し、最後は観客皆のスタンディングオベーションで演奏者の皆様をたたえて終了しました。
あとがき
フィルハーモニー交響楽団の皆様がボカロ曲を本気で演奏してくれるお陰で、我々もハードルが高いと思われるオーケストラを気軽に慣れ親しんだ名曲で楽しめる素晴らしいイベントだと思います。改めて音楽の素晴らしさを感じられたイベントでした。これからももっと多くの人に素晴らしさが届いたらいいなと思います。
今回のレポートはここまでです。ご覧頂きありがとうございました。
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